入試直前の大みそかには、課題曲の出だし(かなりの低い音域)の練習に力が入り過ぎて腰に 負担がかかったのか激痛が走り救急車で運ばれ、お正月は3日間入院するアクシデント (普段あまり練習をしない私としてはちょっとかっこ良い?)が勃発。練習しすぎは危険?と 心配しながらも、追い込まれる中かなり頑張り、国立音楽大学に無事入学する。
4年間の楽しい学生生活の後、厳しい倍率の中、公立中学校の音楽教員になる。 当時、学校はかなり荒れていて、1クラス50名程、1学年10クラスのマンモス校の中で、 周囲の先生方に助けられながら1年間務めるが、自分の適性が「1対多」では無いことを悟り 退職する。 最後に「先生が嫌いで言うことを聞かなかったんじゃないよ。 先生にこっちを見てほしかったから・・・・・。」 と泣いてくれた生徒たち、「このまま頑張れば良い先生になれるよ。」と励まして下さった 先輩の先生方の言葉が心に大きく残りながらもおそらく精神的に限界だったのだと あの頃の苦しかった気持ちを思い出す。
然しながら、この時に経験した多くの事は今のピアノ教師という仕事に活かされていると いつも感じている。特に「授業が上手くいかないときは先ず自分を反省しなさい。」 と繰り返し指導を受けたことで、ピアノ教師になってからも生徒さんの練習不足は 自分の責任と考え、先ず自分のレッスンを見直す姿勢が出来たと思う。
その後は、ヤマハ音楽教室、自宅で毎週60名程のレッスンをする中で、1対1で1人1人の 成長をじっくり見守れるピアノ教師の仕事に大きなやりがいを感じるようになる。
結婚後は、夫が転勤族のため度々の転居をしていたが、ピアノ教師、音楽は そんな環境の中でも何とか続けていた。 その中でもフィリピンのマニラ在住時代(2年半)は日本人会コーラスの指揮、伴奏をしたり、 声楽のレッスンを受けたり、アットホームなコンサートに参加したりと、 日本では経験できない音楽の楽しみ方を学んだ貴重な時間であった。
そして今は、4歳から60代の生徒さんと共に、笑顔で音楽を楽しむ毎日である。
ムジカノーヴァ4月号に記事が掲載されました。 特集記事「生徒を送り出すとき、迎えるとき」 http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/musicanova/
「こどもを伸ばすコーチングレッスン」に著者青木先生に宛てたメールの文章を 掲載して戴きました。
*私のかなり可笑しい?エピソードにつきましては少しずつブログでご紹介させて 頂きますので、よろしかったらお付き合いください。
血液型:0型 誕生日:9月19日 (おとめ座) 趣味 :旅行、食べ歩き、おしゃべり 家族 :1人息子は結婚して一児のパパ 現在は夫と二人暮らし
中学校、高等学校教員免許取得 ヤマハ演奏グレード、指導グレード取得 ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)会員
コーチングプラットフォーム認定コーチ アドラー心理学エルム勇気づけリーダー
ママカフェ認定ファシリテーター&育成講師 Being upコーチ
マザーズコーチジャパン認定コーチ 2018年10月取得 2022年以降は更新せず
グレンツェンピアノコンクール指導者賞受賞 ブルグミュラーコンクールレッスン賞受賞
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